4日午後8時50分ごろ、神奈川県藤沢市の江ノ島電鉄・江ノ島駅で「線路に車が突っ込んでいる」と通報がありました。
事故発生当時に撮影された映像には、車が線路をふさぐ形で横転している様子が映っています。鉄道作業員らが、手作業で車を起こす様子も。
江ノ島駅近くに店を構える飲食店は、このような出来事は「初めて」だといいます。
江ノ島らぁ麺 片瀬商店 麓景吾さん:3、4年ここで営業していますけど、初めての出来事ですね。お店は営業中だったんですけど、警報音が随分うるさいと思って外を見たら、もう車がホームの中にいて。最初は車が横に転がっていたんですよ。何人か来て立て直したんですが。
その後、進入した車は台車に乗せられ、線路から運び出されていきました。
車の右側は大きくへこんでいて、割れたフロントガラスが事故の衝撃の大きさを物語っています。
目撃した人などによると、運転手にけがはなかったということですが、事故後、不可解な行動を取っていたといいます。
江ノ島らぁ麺 片瀬商店 麓景吾さん:(運転手の男性は)横転した車の上でピース。数名のお客さんが言ってたんですね。
一体どこから駅構内に進入したのか。
駅員などによりますと、車は駅の東側、約150メートル離れた場所から進入したとみられています。今回の事故でけが人はなく、電車は約2時間後に運転を再開しました。
車を運転していた20代の男性は「運転操作を誤った」と話しているということです。
(めざまし8 4月5日放送)