人気アニメの「ポケットモンスター」や「遊戯王」などのトレーディングカード(トレカ)を転売していた神戸市の男性3人と会社1社が大阪国税局の税務調査を受け、計約1億円の申告漏れを指摘されていたことが6日、関係者への取材で分かった。トレカを巡っては、希少性の高いカードに1億円以上の値が付いた例もあるなど人気が高まっている。
関係者によると、2017~21年、神戸市の20代男性3人はトレカをネットで転売していたが申告せず計約8千万円の申告漏れを指摘された。
さらにうち1人が設立した神戸市のトレカ販売会社は利益を少なく見せかけたとして、約2千万円は所得隠しと認定された。