天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、きのう夕方、静養のため栃木県の御料牧場に入られました。ご一家の静養は3年8カ月ぶりです。
両陛下と愛子さまは、午後4時半ごろに御料牧場に到着し、出迎えた栃木県知事などと笑顔で挨拶されました。
ご一家は、その後、馬の放牧地を散策。桜が咲いていることを伝えようとした陛下と馬の姿を目で追っていた皇后さまの頭がぶつかるハプニングもありました。突然の出来事に、両陛下と愛子さまからは笑顔があふれ、終始、和やかな散策となりました。
ご一家で静養に出かけられるのはコロナ禍以降初めてで、2019年の夏以来およそ3年8カ月ぶりです。
散策の途中で、陛下は、取材陣に対して、「久しぶりに牧場に3人で来ることができうれしく思います」と心境を語られました。
また、皇后さまは「良い空気の中でゆっくりさせていただくことができればと思ってとても楽しみにしております」と笑顔を見せられ、愛子さまは、「動物たちを眺めたり、野菜を収穫して、充実した時間を過ごすことが出来ればと思います」と述べられました。
御料牧場での静養は5年ぶりで、ご一家は数日間、滞在される予定です。