政治家女子48党(旧NHK党)の代表権を巡って、党首解任を否定し「真正な党の党首」と主張している、大津綾香氏が27日付でツイッターに投稿。立花孝志氏のYouTubeでの裁判説明に対して、「なお、裁判所から当方には和解案は提示されておりません。引き続きよろしくお願いいたします」と記し、否定した。
立花氏は27日に「大津綾香さんとの裁判始まりました。けれどまさかの大津さん不参加!?大津さんから申立てなのに…」のタイトルで動画配信。齊藤健一郎議員と2人で千葉地裁前から出演した。
立花氏は「大津さんが代表者だと言うことを申し立てた」「わかりやすく言うと原告が大津さん、被告がなぜかうちの長女(党役員・臨時管理人)」と説明した。「おそらく粛々と待っていれば5月半ばには決定がおりるんじゃないかな」と語った。
その中で立花氏が「大津さん側にだけ和解の提案が出たようです」としていたが、大津氏はツイッターで否定した。「本日の仮処分命令申立事件につきまして、債務者側が提出してきた答弁書を確認しました。次回期日の5月2日に再度ご報告をさせていただきます」と投稿した。
これに立花氏が「5月2日は次回期日ではありません!裁判の決定出たら、あらゆる法的措置を取ります!」と投稿している。
また大津氏は、5月10日に党総会を開いて党員議決による解決をはかる方針を示して招集葉書を送付した丸山穂高副党首らに対しても、反発。
ツイッターに、党員に向けた「総会招集のお知らせ」と記され、返信先は同党・浜田聡議員宛となっている葉書の写真をアップ。「浜田聡議員・丸山穂高氏らが煽動している5月の”総会”ですが、党首である私が招集しているものではないので無効です(党規約参照)」「浜田・丸山両氏及び当該葉書の作成者は刑法第167条私印偽造及び不正使用または刑法第159条有印私文書偽造罪に抵触する可能性がありますので刑事追訴を検討します」などと記した。
丸山氏は「法内容を分かって記載されているとは思えないレベルですが、本当にこのアカウント大津さん本人ですか?」「自分ガーで党員支持者候補者ら放置はおかしいでしょって至極当然の事を述べてるだけです」とし、「まあ党首だと言ってるんだから、党員候補者らに直接の場で語って欲しい」と反論している。