15日午前11時25分ごろ、和歌山市の雑賀崎(さいかざき)漁港で、衆院補選の応援演説に訪れていた岸田文雄首相が、銀色の鉄パイプのようなものを投げつけられた。直後に爆発音とともに白煙が上がった。首相や聴衆は避難して無事だったが、30代の男性警察官が軽傷を負った。和歌山県警は現場で不審な男性を取り押さえ、演説を中止させたとする威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕した。
岸田首相、JR和歌山駅前で演説 爆発物投げ込みにも触れる 現場で身柄を確保された木村隆二容疑者は、和歌山県警によると、取り調べに「弁護士が来てからお話しします」と話し、自身の名前も明かさないという。近所の住民らは最近の木村容疑者について「物静かでおとなしかった」と語る。

同級生らによると、木村容疑者は3人きょうだいの末っ子で、幼い頃から兵庫県川西市で暮らしていた。小学校では冗談を言って周囲の笑いを取るような明るい性格で、絵画が得意だったという。小学校の卒業文集では将来の夢として「パティシエか発明家」を挙げていた。「食べた人が秘密にしておきたくなるお菓子をいっぱい作りたい」とし、「みんなが喜ぶロボットや新しい車を作りたい」ともつづっていた。 一方で、中学校では友人との付き合いは減り、1人で読書するようになっていたという。高校に進学したとみられるが、現在の職業は明らかになっていない。小中学校の同級生で会社員の男性(24)は取材に「ニュースで事件の映像を見て、すぐに同級生の木村容疑者だと分かった。爆発物を投げ込むなんて信じられない」と話した。 登記簿や近所の住人らによると、木村容疑者は約15年前、家族とともに同じ市内のマンションから、住宅街の一角にある2階建て住宅に引っ越してきたとされる。所持していた運転免許証の住所はこの住宅で、約1カ月前には母親と一緒に自宅の庭いじりをする姿が見かけられていた。 近くの60代女性は「(木村容疑者は)会えば会釈する程度で、物静かな印象だ。和歌山まで行って、どうしてこんな事件を起こしたのか」と語った。地元自治会で代表を務める男性(75)も「寝耳に水の事件。一家のトラブルも聞いたことがなく、驚いている」と話した。【戸田紗友莉、大野航太郎、古川幸奈】
現場で身柄を確保された木村隆二容疑者は、和歌山県警によると、取り調べに「弁護士が来てからお話しします」と話し、自身の名前も明かさないという。近所の住民らは最近の木村容疑者について「物静かでおとなしかった」と語る。
同級生らによると、木村容疑者は3人きょうだいの末っ子で、幼い頃から兵庫県川西市で暮らしていた。小学校では冗談を言って周囲の笑いを取るような明るい性格で、絵画が得意だったという。小学校の卒業文集では将来の夢として「パティシエか発明家」を挙げていた。「食べた人が秘密にしておきたくなるお菓子をいっぱい作りたい」とし、「みんなが喜ぶロボットや新しい車を作りたい」ともつづっていた。
一方で、中学校では友人との付き合いは減り、1人で読書するようになっていたという。高校に進学したとみられるが、現在の職業は明らかになっていない。小中学校の同級生で会社員の男性(24)は取材に「ニュースで事件の映像を見て、すぐに同級生の木村容疑者だと分かった。爆発物を投げ込むなんて信じられない」と話した。
登記簿や近所の住人らによると、木村容疑者は約15年前、家族とともに同じ市内のマンションから、住宅街の一角にある2階建て住宅に引っ越してきたとされる。所持していた運転免許証の住所はこの住宅で、約1カ月前には母親と一緒に自宅の庭いじりをする姿が見かけられていた。
近くの60代女性は「(木村容疑者は)会えば会釈する程度で、物静かな印象だ。和歌山まで行って、どうしてこんな事件を起こしたのか」と語った。地元自治会で代表を務める男性(75)も「寝耳に水の事件。一家のトラブルも聞いたことがなく、驚いている」と話した。【戸田紗友莉、大野航太郎、古川幸奈】