25日午後2時すぎ、茨城県かすみがうら市の常磐道で、「逆走」が発生。ドライブレコーダーが恐怖の瞬間を捉えていました。
常磐道の追い越し車線を走る車。前を走っていた車が左の車線に入った次の瞬間、真正面から猛スピードで逆走してくる車の姿が。
同乗者が思わず「うわー!」と叫び声をあげます。
慌てて左側に車を寄せて、すんでのところで逆走車をかわしますが、あまりの出来事に何が起こったのか理解が追いつきません。
同じく常磐道を走っていた別の車のドライブレコーダーにも、三車線の真ん中を縫うように逆走する様子が記録されていました。
目撃したドライバー:ものすごいスピードで、かすめていくような感じだったので、本当ぶつかってもおかしくなかったんじゃないかなっていう感じでした。
この映像を見た専門家は、猛スピードの理由をこう分析します。
交通事故鑑定人 中島博史氏:(逆走車は)50km前後で走っているようです。ただ、自車線側は普通に高速道路ですから、100km前後で走っているので、近づいてくる速度は150kmになります。
幸い事故には至りませんでしたが、この影響で常磐道の一部区間で14分ほど通行止めになりました。
(めざまし8 「NewsTag」より3 月28日放送)