京都府の山下晃正副知事(71)が性差別問題などに取り組む一般社団法人「Voice Up Japan」(東京都)の女性代表理事にセクハラ発言をしたとされる問題で、府は28日、第三者委員会を設置して副知事から聞き取り調査をしていることを明らかにした。
府によると、第三者委は昨年12月末に設置。弁護士と女性団体の関係者、学識経験者の3人で構成している。調査結果がまとまり次第、公表する。
女性代表理事によると、副知事は昨年11月15~17日に公務で訪れたスペイン・バルセロナのイベント会場で、「俺はセクハラの塊みたいなもんだからな」「また違う男を連れ回している」と発言するなどしたという。