生後2カ月の次女に重傷を負わせた疑いで母親が逮捕された事件で、市は当時「虐待の疑いはない」と判断していたことがわかった。
兵庫・神戸市の北村里美容疑者(25)は、2022年8月から9月にかけて、当時生後2カ月だった次女の双葉ちゃんの骨を折る重傷を負わせた疑いが持たれている。
北村容疑者は容疑を否認している。
市の担当者などは、暴行のあととみられる2022年9月に双葉ちゃんの体を確認したが、「虐待を疑わせるものはない」と判断していた。
双葉ちゃんは翌月に死亡していて、その際には、骨折のほか複数のけがやあざが確認されたという。