囲碁の日本棋院は29日、1977年創刊の囲碁専門紙「週刊碁」を、9月4日号をもって休刊すると発表した。休刊の理由については「メディアにおける環境の変化は著しく、その役割を終えたと判断した」としている。
週刊碁は七大タイトル戦の棋譜や解説、アマチュア大会の結果など、豊富な情報で人気を集めた。日本棋院によると、かつては20万部以上の発行部数があったが、最近は2万部程度に落ち込んでいたという。
日本棋院は8月28日発売の9月4日号をもって休刊とし、その後はネットサービス事業に経営資源を注力するとしている。