ピコラボは「辞めた方がいい職場に関するアンケート調査」結果を発表しました。同調査は、2023年2月3~10日、転職・退職経験のある338人(男性117人/女性221人)を対象に、転職サイトメディア「ピコキャリア」にて実施されたものです。
実体験に基づくコメントと併せて、結果をチェックしていきましょう。
【5位までのランキング結果を見る】第3位:労働時間・休日などの条件があわない(102票)ライフワークバランスに直結する「労働時間・休日などの条件があわない」が3位にランクイン。仕事の目的にもなり得る“プライベートの時間”が確保できない状況に対して「ライフワークバランスが極端に偏るような労働を強いられる職場は肉体的にも精神的にも疲弊するため辞めたほうがよい(29歳女性)」などの声が上がりました。
ほかにも「毎日1時間以上の残業がある職場は、残業があることが当たり前の感覚になっているので早くやめた方が良いです(30歳女性)」といった、メリハリのない職場から転職をすすめる意見も見受けられました。
第2位:給与面が悪い(123票)2位は、正しく評価されない「給与面が悪い」職場。自分の仕事への対価である給与が変化しないような、正しく評価されない職場には不安を抱える人が多いようです。また、副業を許可する会社が増える一方で「給料が安いにも関わらず、ダブルワークを禁止している職場(35歳男性)」を不安視する声もありました。
ほかの回答者からは「賃金が全く上がらない会社は迷う事無く辞めたほうが良いです、賃金が全く上がらない会社で働いていても仕事に対してのモチベーションは上がりませんし他に賃金の良い仕事は比較的たくさんあるので悩む事無く転職したほうが自身の人生にとってプラスになります(41歳男性)」など、賃金がモチベーション維持に大きく影響すると指摘されています。
第1位:人間関係が悪い(セクハラ・パワハラなど)(184票)1位となったのは「人間関係が悪い(セクハラ・パワハラなど)」でした。人間関係が良好でない職場ではスムーズに仕事を回せず、ストレスが溜まりやすくなる一方です。逆に、信頼関係を築ける職場ではメンタルを壊しづらく、繁忙期でも協力して対応できます。
回答者からは「パワハラ体質の会社はすぐにやめた方が良いです。精神的に鬱になりやすいです(58歳男性)」など、昔ながらの体制に対する注意喚起の声が上がりました。将来を見据えて、自分の職場を客観視したいものです。