思わずひっくりかえってしまいそうな「不思議な廃墟」がツイッター上に投稿された。
それが、こちらだ。
一体何が起きたのだろう。三角屋根の家が、真っ逆さまになっている。屋根からは朽ちたトレーラーの頭部分が突き出しているようだ。
2023年1月23日、この写真を投稿したのは、ツイッターユーザーのAKI@廃墟(@scare_skull)さん。「逆さの家」というつぶやきと共に、もう1枚の写真も添えていた。
上からソファがぶら下がっている……。重力が真逆に働いているかのようなこの家は、いったい? Jタウンネット記者は2月2日、投稿者のAKIさんに話を聞いた。
AKIさんが逆さまの家を撮影したのは、国内にある「何の変哲もない街の中」。ある企業が公開している写真を記者が確認してみると、壁面に店名が書かれていた。どうやら、かつては雀荘だったらしい。
AKIさんは廃墟や珍スポットが好きで、ネット上などで気になる建物を見つけると、どこにあるのか探しに行っているそう。逆さまの家にも、そんな流れの中で訪れた。下調べをしていたので外観は知っていたが、実際に見ると驚きもあったという。
そして、建物の入り口が開いていたので、そこから屋内を覗いて撮影することも出来た。
AKIさんの撮影時の一工夫とのことだったが、その甲斐もありさらに不思議な投稿になっていたというわけだ。
ただ、逆さまの家に入ったら、中は逆さではないというのも、それはそれで面白い。かつてここで麻雀を楽しんでいた人たちは、来るたびにワクワクしていたのではないだろうか。
もし読者の中にここで遊んだことがあるという人がいれば、ぜひ思い出話を聞かせてもらいたい。
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