地方移住を支援するNPOがまとめた移住希望地ランキングで、静岡県が3年連続の1位となりました。移住者が語る人気の秘密とは?
■都会と自然の「バランスが絶妙」
静岡市役所 企画課・浦将太さん:「静岡市は、港も持っていて、山もあって。エスパルスとか、雪が降らないとか。それが大きい」
23日、大阪市で開かれた移住相談イベント。コロナ禍でテレワークが定着し、地方移住を考える人が年々増えています。
最新の移住希望地ランキングでは、3位が栃木県、2位は長野県、そして静岡県が3年連続1位となりました。
静岡の魅力について、大阪出身で自らも去年、静岡市に移住した浦さんは、次のように話します。
浦さん:「北は南アルプスから、南は駿河湾まで、様々な自然があるので。そういう(都会と自然の)バランスが絶妙じゃないかというのが一番。例えば、サクラエビや海鮮丼。こういうのが手軽に食べられる」
説明を聞いた人は、次のように話します。
兵庫県民(20代):「電車だったりバスだったり、交通も生活しやすそうな。都会の部分もあって、自然の部分もあって。イメージ通りでよりいいなと思った」
■群馬知事「他県のやる気に火を」
一方、前回5位だった群馬県は、9位に後退。同じ北関東の栃木県にも順位を抜かれました。群馬県の山本一太知事は、次のように話しました。
山本一太知事:「群馬県は、これまでの施策で順調に順位を伸ばしてまいりましたが、そのことが他県のやる気に火をつけてしまったと感じています」