大阪のホテルで、水を飲んだ客3人が体調不良を訴え、病院に運ばれた。
消毒用の薬剤が入っていたとみられる。
26日午後7時半ごろ、大阪・泉佐野市の「関西エアポートワシントンホテル」の従業員から、「誤って次亜塩素酸ナトリウムが入った水を提供してしまい、客が気分が悪いと訴えている」と通報があった。
団体客16人が、会食中に提供された水を飲み、うち3人が体調不良を訴え、病院に搬送されたという。
嘔吐(おうと)した人もいたが、いずれも軽症とみられている。
次亜塩素酸ナトリウムは、ホテルで食器の消毒などに使われていて、保健所などがくわしく調べている。