関東や西日本で関連しているとみられる強盗事件や窃盗事件が相次いだことを受け、防犯の意識が高まっています。万が一、家の中で不審者と遭遇した場合、私たちがとるべき行動とは?
家の中で、不審者と鉢合わせ!こんな時、どうすればいいのでしょうか? 警備会社「ALSOK名古屋支社」の仁川さんに、不審者に遭遇した時の、身の守り方について聞いてみました。 まずは、家の中で鉢合わせてしまったら? 「まずは逃げていただく、(外に出られない場合は)鍵の閉まるお手洗いや寝室などに逃げ込み、もし手元に携帯電話があればすぐに110番通報をしていただく」(ALSOK名古屋支社 仁川直樹さん) また、大声を出したり、モノを投げたりして、一時的に相手を怯ませて、逃げる隙をつくるのもポイントだそうですが―― 「大声を出す、モノを投げるなどの行為はあくまでも自身の身を守る逃げる術でもあるが、 (相手が)逆上してしまうこともあるのであまり刺激をせずに自身の身を守っていただくのが重要」(ALSOK名古屋支社 仁川直樹さん)
「家の中に入る前に気づいていただくのも重要なポイント」(ALSOK名古屋支社 仁川直樹さん) 例えば、鍵がいつもより回りにくい。玄関に靴が散乱している。このような、いつもと違う違和感や異常を感じたら、一人では家の中に入らず、管理人や近所の人、場合によっては、警察などに事情を説明して一緒に入ってもらうことで、身を守ることに繋がるといいます。 全国で相次ぐ強盗や窃盗事件を受け「ALSOK」では、住宅警備の問い合わせが5倍になっていて、防犯への意識が高まっているといいます。 Q.侵入を諦めさせるには? 「大体5分以上と言われている。ドロボーを諦めさせるのが重要なので、時間をかけてなんとか家にあがらせないということを防犯意識としてもつのが重要になってくる」(ALSOK名古屋支社 仁川直樹さん)
一方、ホームセンター「DCM」では、12月に入り防犯グッズの売り上げが増加しています。 特に注目が集まっているのが、窓ガラスからの侵入に備える「補助の鍵」です。 補助のカギが窓枠を押さえることで、簡単に開け閉めすることができなくなります。 取り付けは工具を使う必要はありません。手でツマミを回すだけで設置することができます。 さらに、窓のガラスに貼ることでガラスを割って侵入することを防止するフィルム(保険付 凹凸ガラス防犯フィルム3828円 ※店舗によりお取り寄せ)も売り上げが伸びています。 もしも、不審者に狙われた際、侵入の試みを遅らせる。自宅で手軽にできる対策への需要が高まっています。 (1月31日15:40~放送メ~テレ『アップ!』より)