神奈川県警は31日、2014年に生後8カ月の乳児だった娘にかみつき、けがを負わせたとして傷害容疑で同県山北町、職業不詳の母親(28)を逮捕した。娘はかまれた痕の他にも複数の負傷が確認され、県警は繰り返し虐待を受けていた可能性も視野に、詳しい経緯を調べる。
逮捕容疑は14年6月30日~同7月3日ごろ、当時住んでいた同県秦野市の自宅で娘の右腕にかみつき、全治約1週間のけがを負わせた疑い。母親は当時19歳で「かんだことはあります」と供述している。
県警によると、事件後に児童相談所が娘を保護。14年7月、入院先の病院から県警に「虐待の疑いがある」と通報があった。