信号待ちをしている車のドライブレコーダー映像。
甲高いブレーキ音が聞こえた次の瞬間…
「やばい」
後ろから来た車に追突された。
恐怖の瞬間を、後ろのカメラが捉えていた。
事故は12月29日午後2時過ぎ、愛知・阿久比町を通る、県道46号線の陸橋で起きた。
男女2人が乗った軽自動車に、シルバーの車が追突。
前の白い車にもぶつかり、3台が絡む事故となった。
被害に遭った男性は事故直前、異様な音が聞こえてきたと証言する。
被害男性:そのスキール音というか、すごい音が聞こえたので、とっさにルームミラー見て、後方を確認したんですね。そしたら明らかに、これは止まりきれないであろうという速度で車が近づいてきているのが見えたので、追突されるっていうのは確信しましたね
映像では事故直前、軽自動車が右車線に移動しようとしている。
被害男性:右にハンドルを切って、なんとかエネルギーを逃がす方向で。もろに玉突きにならないように回避行動はとってみたんですけど…
追突された軽自動車は、後ろだけでなく左横も大きくへこみ、窓ガラスが割れている。
追突した車の運転手は高齢の男性。気が動転しているのか、事故後も小刻みに前に進んでいる。
この車が、橋を上る際にスピードを出しすぎたため、橋の下り側で止まっている車の列に気づくのが遅れ、事故が起きた可能性がある。
被害男性:僕が(後ろの車に)気づいてなかったら、普通に死人が出ていてもおかしくない事故。前のミニバンの後部座席に2~3歳くらいのお子さんが乗っていたんですね。直で(前の車に)行っていたら、そっち(前のミニバン)もただでは済んでいないので。本当に運転しないでほしい
軽自動車に乗っていた2人は、首など広い範囲に痛みがあり、男性は松葉杖が必要な状態だという。
(「イット!」1月4日放送)