ネット上で誹謗(ひぼう)中傷を受けて自殺した女子プロレスラーの木村花さんの母親を中傷する書き込みをしたとして、東京都内の40代の男性が書類送検されました。
2020年、フジテレビの恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演していた木村花さん(当時22)は、SNS上で誹謗中傷を受けた後に自殺しました。
その後、母親の響子さんは、ネット上の誹謗中傷をなくすために活動を続けています。
捜査関係者によりますと、警視庁は5日、都内に住む40代の男性を響子さんに対してインターネット掲示板で中傷する内容を書き込んだとして名誉棄損の疑いで書類送検しました。
男性は、任意の事情聴取に対し容疑を認めているということです。
響子さんに対する書き込みを巡っては、おととし9月と去年4月、都内の別の男性2人が侮辱と名誉棄損の疑いで書類送検されています。 また、花さんに対しても大阪府と福井県の男性が侮辱した疑いで2020年に書類送検されています。
響子さんに対する書き込みを巡っては、おととし9月と去年4月、都内の別の男性2人が侮辱と名誉棄損の疑いで書類送検されています。