代金を支払う意思がないのに取引を持ちかける「取り込み詐欺」の手口で黒毛和牛などをだまし取ったとして、警視庁捜査2課は11日、埼玉県新座市の職業不詳、木村幸弘容疑者(67)を詐欺容疑で逮捕したと発表した。同課はすでに同じ詐欺グループの5人を逮捕しており、木村容疑者はグループのナンバー2だったとみられる。
16人の総理に仕えた男が斬る 現首相に欠ける力 逮捕容疑は2020年3~5月、代金を支払う意思がないのに発注を繰り返し、千葉市の食肉卸売会社から約4300万円分の黒毛和牛の肉などをだまし取ったとしている。同課は認否を明らかにしていない。 同課によると、木村容疑者はだまし取った食肉を売りさばく役割を担っており、新潟県の食肉加工会社に転売し、2100万円を得ていたという。【林田奈々】
逮捕容疑は2020年3~5月、代金を支払う意思がないのに発注を繰り返し、千葉市の食肉卸売会社から約4300万円分の黒毛和牛の肉などをだまし取ったとしている。同課は認否を明らかにしていない。
同課によると、木村容疑者はだまし取った食肉を売りさばく役割を担っており、新潟県の食肉加工会社に転売し、2100万円を得ていたという。【林田奈々】