岐阜県下呂市は、下呂温泉で舞妓(まいこ)・芸妓(げいぎ)として活動する「地域おこし協力隊」の隊員を募集している。昨年度から隊員として舞妓を務めている竹元磨理華さん(23)がこのほど毎日新聞岐阜支局を訪れ、応募を呼び掛けた。
「卵食べて年収2000万」ねずみ講 不安つけ込む 募集人員は1人(18歳以上)で、雇用期間は来年2月1日から最大3年間。同温泉の芸妓文化の継承を目的に、作法などを学ぶほか、下呂温泉合掌村でのステージの企画運営、観光客らとの交流事業などを担当する。

地域おこし協力隊は、隊員が任命を受けた地方自治体に移住して地域協力活動を行う制度。任期中は「公務員舞妓」として同市から一定の報酬を受け、お座敷には出ない。 1970年代前半の同温泉には150人ほどの芸妓がいたが、現在はわずか2人という。先輩隊員の竹元さんは東京出身で、昨年度は修業期間として日本舞踊などを学び、今春から舞妓「まり華」としてさまざまなイベントに参加するなど、本格的な活動を始めた。 竹元さんは「最初は知識がなくてもお師匠さんらが丁寧に教えてくれる。踊りが好きな人や、お客さんを盛り上げることが好きな人はぜひ応募してほしい」と話している。問い合わせは下呂市観光課(0576・25・7030)。【安達一正】
募集人員は1人(18歳以上)で、雇用期間は来年2月1日から最大3年間。同温泉の芸妓文化の継承を目的に、作法などを学ぶほか、下呂温泉合掌村でのステージの企画運営、観光客らとの交流事業などを担当する。
地域おこし協力隊は、隊員が任命を受けた地方自治体に移住して地域協力活動を行う制度。任期中は「公務員舞妓」として同市から一定の報酬を受け、お座敷には出ない。
1970年代前半の同温泉には150人ほどの芸妓がいたが、現在はわずか2人という。先輩隊員の竹元さんは東京出身で、昨年度は修業期間として日本舞踊などを学び、今春から舞妓「まり華」としてさまざまなイベントに参加するなど、本格的な活動を始めた。
竹元さんは「最初は知識がなくてもお師匠さんらが丁寧に教えてくれる。踊りが好きな人や、お客さんを盛り上げることが好きな人はぜひ応募してほしい」と話している。問い合わせは下呂市観光課(0576・25・7030)。【安達一正】