東京地検特捜部は7日、ゲームソフト大手「スクウェア・エニックス」(東京都新宿区)とゲーム開発会社「エイチーム」(名古屋市)が共同で進めた「ファイナルファンタジー(FF)」シリーズのゲーム開発を巡り、インサイダー取引をしたとして、金融商品取引法違反の疑いで、いずれもスクウェア・エニックス元社員の会社役員中裕司容疑者(57)、事務作業員佐崎泰介容疑者(39)を再逮捕した。
中容疑者は「ソニック」シリーズなどのゲーム制作に関わったクリエイター。特捜部は2人が株を売却し、利益を得たとみて捜査している。