神奈川県横須賀市の駐車場で、今年9月、車の中から親子3人の遺体が見つかった車両火災で、神奈川県警が、35歳の父親を、容疑者死亡のまま、殺人の疑いで書類送検していたことが分かった。
今年9月21日未明、横須賀市鴨居の公園の駐車場で、止まっていた乗用車1台が全焼し、車の中から、35歳の父親と、7歳の長男、4歳の次男の遺体が見つかった。
当時、3人は横浜市内に住んでいて、連絡が取れなくなったことを不審に思った家族から県警に、行方不明者届が出されていた。
その後の調べで、父親が自ら、何らかの方法で、子ども2人を乗せた車に火をつけた上で、自殺を図った可能性が高いことが判明。このため県警は、容疑者死亡のまま、この父親を、子ども2人に対する殺人の疑いで書類送検したという。