名古屋刑務所で、複数の刑務官が受刑者に繰り返し暴行していたことがわかった。
斉藤法相は9日の緊急会見で、名古屋刑務所の刑務官ら22人が受刑者3名に対し、およそ1年前からサンダルで尻をたたくなどの暴行を繰り返していたことを明らかにした。
斉藤健法相「被害を受けた受刑者の方々に、あらためて心から深くおわびいたします」
これらは、2022年8月にけがが見つかった60代受刑者の申告で明らかになったもの。
刑務官らは、「受刑者が指示に従わず、大声を出すなどしたため暴行に及んだ」と話しているという。
法務省は、実態解明のため、外部有識者による検討会を立ち上げることにしている。