堺市の市道で町内会の夜間パトロール中だった男性4人が死傷したひき逃げ事件で、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)容疑などで逮捕された同市の建設作業員猪木康之容疑者(49)が「運転前に酒を飲んだ」と供述していることが31日、大阪府警への取材で分かった。
府警は同法の危険運転致死傷罪の適用も視野に捜査を進める。
事件は28日午前0時前に発生。2人が死亡、2人が軽傷を負い、同日夜に猪木容疑者が逮捕された。府警によると、逮捕前に呼気検査を実施したが、アルコールは検出されなかったという。