名古屋市内の無人販売店に設置された防犯カメラの映像です。
ひとけのない店内に1人の男が現れます。すると、冷凍庫から1袋1000円の餃子を1つ、さらにもう1つ取り出します。
そして、料金箱にお金を入れて店を後にしますが、男が入れていった金額は…。
餃子の味太郎・陳瑞涛さん:「料金箱に1円しか入っていないのは考えられない」
店によりますと、男が支払ったのは、なんと1円玉だけだったというのです。
2袋だと価格は2000円。1円を支払えば済む買い物ではありません。
さらに、同一人物によるものと思われる被害は、今回だけではありません。
先月には合わせて3回にわたり、犯行が繰り返されていました。被害総額は、餃子6袋とタレ2個の合わせて6400円に上ります。
陳瑞涛さん:「ニュースで(無人店の窃盗)事件を見たことあるんですけど、まさかうちの店で起こるとは思いませんでした」
店は被害届を提出。警察は窃盗事件として捜査しています。