松野官房長官は、きのう北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことに関連し、全国瞬時警報システム「Jアラート」で本来は対象外だった東京都の島しょ部などで誤発信されたことについて、「システム上の不具合だった」などとして謝罪しました。
松野官房長官「ミサイルに注意が必要でない東京都の島しょ部の9町村に対して発令されることになり、ご心配をおかけした9町村の住民の方々にはお詫びを申し上げます」
きのう北朝鮮の弾道ミサイル発射後に、ミサイルの注意が必要ではなかった伊豆諸島や小笠原諸島など東京の島しょ部の9町村にJアラートが発信されたことについて、松野官房長官は会見で「システム上の不具合だった」として謝罪しました。その上で、政府として再発防止に取り組む考えを示しました。
また、東京・千代田区や稲城市でも防災行政無線が作動していたことについては、「都内のいずれかの地域に対しJアラートが発令された場合、流れる設定となっていた」と説明し「再発防止に向けた対応を依頼した」と明らかにしました。