動画投稿サイト「ユーチューブ」で、国体のライブ配信を装い、視聴者の個人情報を奪うフィッシング詐欺サイトが確認されたとして、栃木県や栃木県警が注意を呼びかけている。
国体のライブ映像は公式映像サイト「国体チャンネル」のみで配信されており、ユーチューブでは配信されていない。
県や県警によると、偽動画では国体の名称やロゴ、マスコットを無断で使用した静止画が表示され、映像を見るために外部サイトへの接続が求められる。接続先では会員登録と称して、メールアドレスやクレジットカード情報の入力が求められるという。
県や県警は投稿削除を求めるなど、対策を進めているといい、県警サイバー犯罪対策課は「実際にカードを使われたり、偽造されたりする可能性がある。個人情報を安易に入力しないで」と注意を呼びかけている。