新型コロナウイルスのワクチン接種について、三条市は市内にある民間の高齢者施設2か所で誤って冷凍保存したワクチンを接種したと発表しました。
三条市によりますと、市内にある高齢者施設2か所で不適切な管理状態にあったモデルナ社製の新型コロナウイルスワクチンが接種されました。
2つの施設は民間の同じ系列の施設で、本来、ワクチンは冷蔵保存すべきところ、施設の看護師が誤って冷凍保存し、それを解凍して使用したということです。
2つの施設の入所者と職員の計176人に接種されましたが、これまでに健康被害は確認されていません。
三条市は市内の医療機関や高齢者施設にあらためてワクチンの管理方法を周知するとしています。