去年9月、東京・国立市の郵便局に男が刃物を持って押し入り、現金を奪おうとした事件で、警視庁は世田谷区に住む無職の男を逮捕しました。

強盗未遂などの疑いで逮捕されたのは世田谷区の無職・越中太郎容疑者(26)で、去年9月、国立市の郵便局に押し入り、刃物を振り上げて「500万円出せ」などと
脅して現金を奪おうとした疑いが持たれています。
郵便局の男性局長が「ばかなことはするな」と諭したところ、越中容疑者は何も奪わずに逃走しました。当時、越中容疑者は顔全体を覆うマスクを被っていましたが、
現場近くの防犯カメラから関与が浮上したということです。

越中容疑者には消費者金融から600万円ほどの借金があり、取り調べに対し「借金を返したかった」と容疑を認めているということです。
警視庁は、余罪についても調べています。