大型で非常に強い台風14号が接近した18日、福岡県内では厳戒態勢が取られた。福岡県は災害対策本部を設置。主な交通機関は19日にかけて運休し、都市機能がまひした。
【写真】雨が激しく降る鹿児島 県は18日午前9時に災害対策基本法に基づき災害対策本部を設置。災害が発生する恐れが生じているとして、全60市町村に災害救助法の適用を決め、避難所の設置支援などを進めた。福岡、北九州両市など各地で避難指示も発令された。

交通機関もまひし、JR在来線、西鉄、西鉄バス、福岡市地下鉄は18日夜までに運休し、19日も始発から運転を見合わせる。 市民も被害に備えた。福岡市のガソリンスタンドでは給油に訪れるドライバーが相次いだ。福岡市早良区のガソリンスタンドでは通常の2倍のドライバーが朝から訪れ、従業員は慌ただしく対応した。男性会社員(59)は「一番怖いのは停電。車内で携帯電話が充電できるよう給油しにきた」と警戒した。 豪雨や暴風から守ろうと立体駐車場に車を避難させる人も相次いだ。同区の約300台収容の立体駐車場には朝から近くの住民が車を持ち込み、午前中で満車になった。入り口で誘導していた50代の男性従業員は「2年前にも台風が来たが、今回の方が埋まるが早かった」と話した。【城島勇人、吉住遊】
県は18日午前9時に災害対策基本法に基づき災害対策本部を設置。災害が発生する恐れが生じているとして、全60市町村に災害救助法の適用を決め、避難所の設置支援などを進めた。福岡、北九州両市など各地で避難指示も発令された。
交通機関もまひし、JR在来線、西鉄、西鉄バス、福岡市地下鉄は18日夜までに運休し、19日も始発から運転を見合わせる。
市民も被害に備えた。福岡市のガソリンスタンドでは給油に訪れるドライバーが相次いだ。福岡市早良区のガソリンスタンドでは通常の2倍のドライバーが朝から訪れ、従業員は慌ただしく対応した。男性会社員(59)は「一番怖いのは停電。車内で携帯電話が充電できるよう給油しにきた」と警戒した。
豪雨や暴風から守ろうと立体駐車場に車を避難させる人も相次いだ。同区の約300台収容の立体駐車場には朝から近くの住民が車を持ち込み、午前中で満車になった。入り口で誘導していた50代の男性従業員は「2年前にも台風が来たが、今回の方が埋まるが早かった」と話した。【城島勇人、吉住遊】