愛知少年院(愛知県豊田市)は16日、入院していた20歳以上の男らに缶ビールを提供したなどとして、男性法務教官(25)を停職6か月の懲戒処分にしたと発表した。
教官は同日付で辞職した。
少年院によると、教官は昨年10月~今年5月、入院中の男らに、缶ビールやジュース、菓子などを複数回にわたって提供したほか、職員の巡回時間を教えたり、私物のスマートフォンを貸したりするなどした。
少年院の調査に対し、教官は「反抗的な態度を取られ、言うことを聞いてしまった」と説明しているという。