退職したにも関わらず、会社から貸与されていたクレジットカードの返納に応じず、不正に利用した疑いで警察は17日、新潟市の44歳男を逮捕しました。
業務上横領の疑いで、逮捕されたのは新潟市西区に住む無職の男(44)です。
男は、勤務していた燕市内の会社を退職したにも関わらず、会社から貸し出されていたクレジットカード1枚の返納に応じず、2022年8月下旬にカードを不正に利用した疑いが持たれています。
警察によりますと、男は2021年9月に会社を退職。会社側は、男が退職してから1年近く、カードの返納を求めていましたが、男が応じなかったということです。
警察の調べに対し、男は「おおむね間違いないが、会社からは返還を求められていない」などと話し、容疑を一部否認しているということです。
警察は、男がカードを持っていた時期に、他にも不正に利用された形跡が無いか調べるとともに、余罪なども含めて詳しく調べています。