「市民を守るべき立場の私が、まったく落ち度のない被害者を深くキズつけてしまいました」
6つの事件で、強姦や強制性交などの罪に問われている男は法廷でこう謝罪した。男は千葉県警捜査4課の元警部。警察官でありながら、若い女性へわいせつな行為を繰り返していたのだ――。
7月13日、千葉地裁の201号法廷で岡田誠被告(46)の初公判が開かれた。
「起訴状によると、岡田被告は警部補だった’14年から’17年にかけ県内のマンションなどへ侵入。10代から20代の女性を包丁などで脅し、性的暴行を加えたとされます。’22年には、浴室の窓から女性の裸を撮影したとして県の迷惑防止条例違反にも問われているんです。
検察によると、岡田被告は『警察に言ったら覚えておけよ』などと被害女性を脅していたとか。『すべて間違いありません』と起訴内容を認めた岡田被告は家族間のトラブルに悩んでいたとして、犯行を繰り返した背景について次のように話しました。『自暴自棄になり現実逃避しました』『性欲や好奇心が罪悪感を上回ってしまいました』と」(全国紙司法担当記者)
『FRIDAYデジタル』は、’22年9月23日配信の記事で岡田被告が3度目に逮捕された事件について詳しく報じている。再録して犯行の呆れた手口や、岡田被告の意外な評判について振り返りたい(内容は一部修正しています)ーー。
ベテラン警部が3度目の逮捕となった。
’22年9月20日、千葉県警が強制性交と住居侵入の疑いで再逮捕したのは捜査4課警部の岡田被告だった。県警監察室によると、岡田被告は県内で一人暮らしをする成人女性の部屋に侵入。刃物のようなモノで脅し、性的乱暴を加えたとされる。
「事件が起きたのは、’17年7月23日深夜2時から3時ごろです。女性は、事件翌日に被害届を提出。現場から採取されたDNAが、別件で逮捕された岡田被告のモノと一致したため逮捕にいたりました」(全国紙社会部記者)
岡田被告の起こした「別件」とは、’22年6月30日に県内の住宅敷地内へ侵入し、窓から入浴中の女性の身体をスマートフォンで撮影したとされる事件。県迷惑防止条例違反と住居侵入の疑いで、逮捕されていたのだ。
「岡田被告が逮捕されたのは、この2件だけではありません。’22年8月12日の夜には、京成千葉駅(同県中央区)のエスカレーターに乗っていた女性のスカート内を背後からスマホで撮った疑いが持たれています。
不審に思った後方の男性が『おい』と声をかけると、岡田被告は改札口を突破して逃走。男性が駅員や近くにいた警察官に知らせ、駅近くの歩道にいた岡田被告を取り押さえ現行犯逮捕となったんです。岡田被告は相当酔っていたとか。『盗撮はしていない』と犯行を否認していました」(同前)
岡田被告が採用されたのは’97年だ。行徳署や船橋署などでの勤務を経て、暴力団犯罪を担当する捜査4課で仕事をするようになったのは’22年3月。県警によると、勤務態度に大きな問題はなく飲酒トラブルもなかったという。
家庭問題でストレスを溜めていたとしても、複数の女性をキズつけた言い訳にはならない。岡田被告は自らの欲望を抑えきれず、県警の威信に泥を塗り県民の信頼を裏切ってしまった。