26年の連立関係が決裂危機にある自民党と公明党の党首会談が10日午後に行われた。自民党が新総裁に高市早苗氏を選出したことに、公明党が「大きな不安や懸念」を伝達。高市氏の歴史認識などは公明側が一定理解を示したが、企業献金の扱いなど自民が丸飲みできない「政治とカネ」の問題で紛糾している。
昼の情報番組は自公党首会談を伝えた。
TBS系「ゴゴスマ」は番組中に「速報 公明“離脱”の見方強まる」、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」は「党首会談中 回答次第で連立解消辞さず」、フジテレビ系「旬感LIVE とれたてっ!」も「党首会談中 26年続く“連立”離脱か」と伝えた。
【衆院会派(過半数233)】
自民196
公明24
立憲民主148
維新35
国民民主27
各党の協力関係次第で、国会首班指名で高市氏が総理大臣に指名されず、野党や公明の結集で「玉木雄一郎首相」の可能性も伝えられている。