和歌山県湯浅町と広川町を管轄する湯浅広川消防組合の男性職員が飲酒後に帰宅する際、同僚が運転する救急車に同乗したことが、わかった。
救急車の私的利用にあたるとして、消防組合はこの職員を昨年12月10日付で文書訓告にした。「終電後でタクシーもなかった」などと説明しているという。
消防組合によると、職員は昨年5月13日午前3時頃、和歌山市内で飲食後に歩いている際、通りかかった組合の救急車を呼び止めて同乗した。救急車は患者を搬送して湯浅町の消防本部に戻る途中で、職員は乗った地点から約15キロ離れた消防本部の手前で降りて帰宅した。
昨年11月下旬に内部通報があり、消防組合の聴き取りに職員が認めた。「所持金も少なく、歩いて帰るつもりだったが、呼び止めてしまった」と話しているという。