行政区再編に関する条例を可決、成立した浜松市議会=22日午前
現在七つある浜松市の行政区を「中央区」「浜名区」「天竜区」の三つに再編する条例が22日の市議会本会議で、賛成多数で可決、成立した。将来的な人口減少や経済状況の変化に合わせて行政コストを減らすのが狙い。2024年1月1日に施行される。
現在の中区や東区など浜松駅を中心としたエリアを中央区に、浜北区と北区の大部分を浜名区に再編。天竜区は現行のエリアと区名を維持する。
市は昨年、天竜区を除いた新しい二つの区名を公募。市民による投票を参考に、市審議会が中央区、浜名区とするよう市に答申した。
七つの行政区を見直す議論は、政令市に移行する前から続いてきた。
浜松市の行政区再編