埼玉県入間市の道路管理課に勤務する59歳の男性副主幹が、女性職員を盗撮・盗聴していたことが判明。その行動と言い訳に呆れの声が広がっている。
入間市によると、副主幹は7月13日と20日に女性職員が使っていた机の引き出しなどにドライブレコーダーを設置し、盗撮・盗聴していた。同21日になり、女性がドライブレコーダーの存在に気が付き、人事課に相談して事態が発覚。捜査が開始された。
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捜査を進めた結果、ドライブレコーダーに映っていた靴などから、道路管理課に勤務する59歳の男性副主幹が捜査線に浮上。市が聞き取り調査を実施したところ、容疑を認めた。副主幹と女性に面識はなかったとのことで、調査に対しては「以前、女性を見かけ時に悩んでいるように見えた。いじめられているのではないかと思い、盗聴目的で設置した」と意図のわかりにくい供述をしたとのことだ。
入間市は22日付で副主幹を停職3か月の懲戒処分に。翌日、副主幹は依願退職した。面識のない女性職員を盗撮・盗聴したうえ、「いじめられているのではないかと思い」と正当化するような発言を行う。公務員としての資質はもちろん、人間としても間違っていると言わざるを得ない。
男性副主幹の行動と言い訳に、ネットユーザーからは「なんのこっちゃさっぱりわからない。ボケているんじゃないの?」「夜間でも鮮明に記録ができるドライブレコーダーをなぜ設置したのか」「くだらん言い訳をするな。いかにも公務員という行動と言動だ」と怒りの声が上がる。