参院懲罰委員会が21日、開かれ、昨年の当選から一度も国会に登院していないNHK党のガーシー(東谷義和)参院議員(51)に対し、懲罰案を全会一致で「議場での陳謝」とした。22日に参院本会議で正式に決定する。
これを受け、3月上旬にも予定される本会議場で、ガーシーが読み上げる陳謝文の草案も示された。
「私は参院議員として、国会に登院し、審議に参画すべき立場であるにもかかわらず、議院運営委員会理事会の了解を得ないまま海外に滞在し、国会法第5条及び、参院規則第1条に違反して、召集に応じず、議長から招状を受け取った日から7日が経過したにもかかわらず、ゆえなく本会議に出席しなかったことにより、院内の秩序を乱し、本院の信用を失墜させたことは誠に申し訳なく、深く自責の念にたえません。ここに謹んで陳謝いたします」
果たして、ガーシーは帰国し、この陳謝文を読み上げるのか――。