広島から全国への狄竜舛覆戦い瓩貌容するのか――。高市早苗首相が通常国会の冒頭解散に踏み切る構えで、注目されているのが広島3区だ。公明党の斉藤鉄夫代表の地盤で、自民党が刺客を立てれば、全国の選挙区に波及する自公の全面戦争に拡大する雲行きだ。
突然の解散風に与野党で動揺が走る中、立憲民主党の野田佳彦代表は12日、公明党の斉藤代表と会談し、次期衆院選での選挙協力を打診した。立憲は野党第1党ながらも支持率は低迷し、公明も連立解消後は新たな連携先を模索中だ。斉藤氏は前向きに応じ、野田氏は「高いレベルの連携をしようとの基本的な合意ができた」と話し、時間がない中で双方の思惑が一致した形だ。
解散総選挙となった場合に最重要選挙区となるのは、広島3区だ。直近2回の衆院選では斉藤氏が当選しているが、もともとは自民党の河井克行元法相の地盤で、公選法違反で逮捕後に斉藤氏に明け渡す形となった。昨年、公明党が連立解消を申し出た後、自民党の広島県連は比例中国ブロックの石橋林太郎衆院議員の同区支部長選任を党側に申し入れ、鈴木俊一幹事長は前向きに検討する方針を示していた。
次期衆院選で公明の対応が決まっておらず、選挙区によっては自民との連携可能性も残っていたが、立憲と選挙協力を結べば、自民は刺客を送り込むことに躊躇がなくなる。
一方で、公明が将来的に自民との復縁を望んでいるとの観測もあり、立憲との協力が部分的にとどまれば、斉藤氏のクビを取りに行く刺客は見送られる可能性もある。自公ガチンコ対決に突入すれば、前回までの衆院選での協力関係から一転、全国で火花を散らすことになり、双方の判断が注目される。