22日、名古屋高速で大型バスが横転して炎上し9人が死傷した事故で、バスは直前に数百メートルにわたって不安定な走行を繰り返していたことがわかりました。
名古屋高速・小牧線で22日午前、県営名古屋空港に向かっていた路線バスが横転して炎上し、バスの運転手と乗客の男性とみられる2人が死亡したほか、男性7人が軽いケガをしました。
バスは当初、2車線のうち右側の車線を走行していましたが、事故現場の数百メートル手前から左に膨らみ、センターラインをまたいで走る様子が後続の車のドライブレコーダーに映っていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。
バスはその後、豊山南出口へ向かう車線に入ってから再び左側へ曲がり、制限速度の時速60キロ前後で分離帯に衝突したとみられています。
警察は運転手の体調に何らかの異変が起きた可能性もあるとみて、事故の原因を調べています。
※画像は@Noa_Ark_03さん提供