富山・高岡市で、行方がわからなくなっている2歳の男の子の捜索は、25日で6日目となりました。25日は、水中無人調査機も取り入れ、自宅周辺から10キロあまり離れた川の河口など、広い範囲で捜索が行われました。 ◇富山・高岡市で、2歳の高嶋怜音ちゃんが行方不明になってから6日目の25日、捜索活動が続く中、新たに取り入れられたのは、水中無人調査機です。怜音ちゃんを1日でも早く見つけたいと、水中調査を請け負う業者が、ボランティアで捜索に参加しました。川の中に入れた水中無人調査機のカメラで、水草の間などを細かく確認しました。

魚谷利仁さん「水の中という特殊な場所を一生懸命さがして、少しでも力になれたら」25日は警察や消防、海上保安部など約200人態勢で捜索し、自宅から約10キロ離れた河口近くまで、範囲を広げています。怜音ちゃんと同じ2歳の子どもを持つ女性も、捜索に参加していました。2歳の子を持つ女性「好奇心が上回ると思うんですよ、2歳児だったら」子どもが興味を持ちそうな場所を、くまなく捜していました。 ◇さまざまな角度から捜索が続けられる中、鉄板をあけて中を確認するなど、当初から重点的に捜索が続けられているのが用水路です。怜音ちゃんが行方不明になった20日、富山・高岡市では「大雨洪水警報」が出されていました。近くの用水路や川は増水し、危険な状態だったといいます。怜音ちゃんの自宅から、約50メートルの近さにある用水路。一体、どんな危険があるのでしょうか。水難事故に詳しい専門家は――水難学会 斎藤秀俊会長「(用水路の水は)実を言うと、そんなに深くはない。ただ、結構な勢いを持って流れると、尻もちをついた状態で流される危険性がある」水深が浅くても流されてしまう危険性があるため、増水したときは絶対に足を入れないよう注意が必要だといいます。 ◇怜音ちゃんは水色のパジャマ姿で、裸足で出て行ったとみられます。警察は情報提供を呼びかけるとともに、26日も捜索を行う予定です。情報提供:高岡警察署(0766-23-0110)
富山・高岡市で、行方がわからなくなっている2歳の男の子の捜索は、25日で6日目となりました。25日は、水中無人調査機も取り入れ、自宅周辺から10キロあまり離れた川の河口など、広い範囲で捜索が行われました。

富山・高岡市で、2歳の高嶋怜音ちゃんが行方不明になってから6日目の25日、捜索活動が続く中、新たに取り入れられたのは、水中無人調査機です。
怜音ちゃんを1日でも早く見つけたいと、水中調査を請け負う業者が、ボランティアで捜索に参加しました。川の中に入れた水中無人調査機のカメラで、水草の間などを細かく確認しました。
魚谷利仁さん「水の中という特殊な場所を一生懸命さがして、少しでも力になれたら」
25日は警察や消防、海上保安部など約200人態勢で捜索し、自宅から約10キロ離れた河口近くまで、範囲を広げています。
怜音ちゃんと同じ2歳の子どもを持つ女性も、捜索に参加していました。
2歳の子を持つ女性「好奇心が上回ると思うんですよ、2歳児だったら」
子どもが興味を持ちそうな場所を、くまなく捜していました。

さまざまな角度から捜索が続けられる中、鉄板をあけて中を確認するなど、当初から重点的に捜索が続けられているのが用水路です。
怜音ちゃんが行方不明になった20日、富山・高岡市では「大雨洪水警報」が出されていました。近くの用水路や川は増水し、危険な状態だったといいます。
怜音ちゃんの自宅から、約50メートルの近さにある用水路。一体、どんな危険があるのでしょうか。
水難事故に詳しい専門家は――
水難学会 斎藤秀俊会長「(用水路の水は)実を言うと、そんなに深くはない。ただ、結構な勢いを持って流れると、尻もちをついた状態で流される危険性がある」
水深が浅くても流されてしまう危険性があるため、増水したときは絶対に足を入れないよう注意が必要だといいます。

怜音ちゃんは水色のパジャマ姿で、裸足で出て行ったとみられます。警察は情報提供を呼びかけるとともに、26日も捜索を行う予定です。