山口県は23日、周南市と下松市のスーパー「アルク」で22日に販売された「真あじ『南蛮漬用』」の中にフグの稚魚が誤って混入していたと発表した。同店を運営する丸久(本社・防府市)の申し立てで判明し、同社によるとシロサバフグで、計7店で販売した計94パックに混入の恐れがあるという。同社は既に回収作業を始めている。
ヒグマが車内のぞきこみ、ドライバーと一触即発 販売店舗は、周南市の秋月店、今宿店、新南陽店、慶万店、徳山中央店、下松市の下松店、生野屋店。同社では目視で商品を調べてフグを除外しているが、一部漏れたとみられる。秋月店の購入客が22日夜に同店に連絡し、混入がわかった。 県生活衛生課によると、シロサバフグは肝臓、卵巣に毒があるが、トラフグなどと比べて弱毒で、稚魚のため「食べても死亡するリスクは少ない」という。同社はカード会員には直接連絡しているが、現金購入した客の連絡先は不明なため、販売した店舗にお知らせを掲出して、返品を呼びかけている。【山本泰久】
販売店舗は、周南市の秋月店、今宿店、新南陽店、慶万店、徳山中央店、下松市の下松店、生野屋店。同社では目視で商品を調べてフグを除外しているが、一部漏れたとみられる。秋月店の購入客が22日夜に同店に連絡し、混入がわかった。
県生活衛生課によると、シロサバフグは肝臓、卵巣に毒があるが、トラフグなどと比べて弱毒で、稚魚のため「食べても死亡するリスクは少ない」という。同社はカード会員には直接連絡しているが、現金購入した客の連絡先は不明なため、販売した店舗にお知らせを掲出して、返品を呼びかけている。【山本泰久】