「ルフィ」を名乗ってフィリピンから広域強盗事件を指示していたとみられる幹部4人のうち、残りの渡辺優樹容疑者(38)と小島智信容疑者(45)が、9日未明に東京・羽田空港に到着。先に強制送還されていた今村磨人容疑者(38)と藤田聖也容疑者(38)とともに4人が揃ったことで一刻も早い全容解明が期待されるなか、小島容疑者が着ていたTシャツが注目を集めている。
8日夜にビクタン収容所からニノイ・アキノ空港に移送された際、小島容疑者はベージュのTシャツ姿。しかも、胸には「1977」の数字が入っており、全身真っ黒な長袖を着ている渡辺容疑者と対照的でテレビ上でも目立っていた。
誰もが疑問に思ったに違いない「1977」の数字だが、SNSでは「1977は自分の生まれ年アピール?」、「この期に及んで生まれ年アピールとはなんて図太いんだ」との投稿が…。一方で「きっと何らかの暗号に違いない」、「仲間にしかわからない何かでは?」といったサイン説まで飛び出し話題となっている。 あまりにも目立っていたため「1977」の真相が気になるが、実際、小島容疑者は1977年12月10日生まれ。それだけに、生まれ年説はあながち間違いではなく、また今回の事件の黒幕や実行犯へのサイン説も完全に否定することはできない…。 ちなみに小島容疑者が来ていた爍隠坑沓沓團轡礇牒瓩蓮▲蹈汽鵐璽襯紅の人気ストリートブランド「フィアーオブゴッド」の下位ブランド「エッセンシャルズ」のTシャツで、国内価格は1万3000円ほどで売られているものだった。 通常、容疑者の移送などで誰かへのサインになり得る服を身にまとっていることはないため、多くの憶測を生んでいるようだ。