京都府福知山市内で相次いだ不審火で、府警捜査1課と福知山署は14日、愛宕神社に火をつけて全焼させたとして、同市の大学生の男(19)を非現住建造物等放火容疑で再逮捕した。
「ホワイトガソリンをまいて火をつけた」と容疑を認めている。
発表では、男は6月15日午後6時5~25分頃、同市内の愛宕神社に火をつけ、本殿や拝殿など計約80平方メートルを焼いた疑い。けが人はなかった。現場には使用済みのホワイトガソリンの缶数点が落ちていた。一般的には、キャンプなどで使用されるもので、府警は入手経路を調べている。
福知山市内では5月下旬以降、6件の不審火が相次いでおり、府警は6月、ホームセンターにあった段ボール箱に放火したとして男を建造物等以外放火などの容疑で逮捕していた。