国内でネット販売されていた中国製のおもちゃの銃について、実際の銃のような危険性があることがわかり、警察が、購入者から回収を進めていることがわかった。
「スカイマーシャル」や「パイソン」という銃を模した中国製のおもちゃの銃は、通販サイトで5,000円などで販売されていた。
プラスチックの弾を発射するものだが、警視庁などが調べたところ、弾を変えることで、人を傷つける能力を持つ可能性があることがわかった。
このため全国の警察は、販売業者の協力のもと、特定したおよそ300人の購入者から個別に回収を進めている。
警察関係者によると、別の手製の銃が使われた安倍元首相銃撃事件の前に危険性が判明したということで、今回の回収と銃撃事件に関係はないという。