今月27日に安倍元総理の国葬が東京の日本武道館で行われますが、国葬について「反対」が51%と先月の調査から6ポイント上昇し、「賛成」の38%を上回っていることが最新のJNNの世論調査で分かりました。
また、国葬の意義について岸田総理の説明で納得しているか聞いたところ「納得している」が25%、「納得していない」が63%でした。
岸田総理は安倍氏の国葬を決めた理由について、▼総理大臣を憲政史上最長の8年8か月務めたこと、▼外交・経済など様々な分野で歴史に残る業績を残したこと、▼諸外国から敬意と弔意が示されていること、▼選挙活動中の非業の死であり、暴力には屈しない国としての毅然たる姿勢を示すことの4つをあげる一方、国葬にかかる費用の全体像については外国要人の出席者が確定してきてからでないと示すことが難しいとしています。
岸田総理は自ら国会の場で与野党の質疑に応じる形で、国葬を決断した理由などについて説明する考えで、国民の納得が得られる説明が行われるかが注目されます。
【調査方法】固定・携帯電話による聞き取り(RDD方式)
全国18歳以上の男女2446人〔固定1039人,携帯1407人〕
有効回答1218人(49.8%)〔固定616人,携帯602人〕(59.3%)(42.8%)