写真・時事通信
いまだ激しい賛否の応酬が繰り広げられている、安倍晋三元首相の国葬問題。9月7日には、高須クリニックの高須克弥院長が、自身のTwitterで国葬にかかる費用を《全額寄付したい》などと綴り、話題を呼んでいる。
9月6日に公表された、国葬全体にかかる費用は、会場設営費に約2億5000万円、警備費に8億円、外国要人の接遇費に6億円程度など、総額16億6000万円程度となっている。反対派からは「高すぎる」などと非難の声が相次ぐなか、高須院長はこう表明した。
《安倍晋三先生の功績をたたえるには安すぎだと思います。この程度でもめるなんて国民として悲しいと思います。もし許されるなら香典として私財を全額寄付したいです。》
この発言はみるみるうちに拡散され、ツイートについたリプライは現時点(9月9日17時)で1500件を超えている。皮肉なことに、国葬の賛成派だけでなく反対派からも「ぜひお願いしたい」といった声が多く寄せられた。
《高須先生主催した方が早い(笑)》
《有志であれば全然問題ないと思います。最初からそうすればよかったかもしれませんね。。》
《是非お願いしたい。国葬じゃなくて高須葬なら反対しないですよ。》
《本来、こういう方々だけでやるもんでしょ。》
《渡りに船とはこの事。全て丸く収まりますね。高須先生にお任せしましょう。私は弔意が無いので税金は使われたくないのです。》
「実際、国葬反対派の人たちの理由として、『血税をつぎ込んでやるべきことか』といった意見は多いです。そのため、国葬をやるなら全額、国費で賄うより、有志からの寄付やクラウドファンディングを募るべきだという声はたびたび出てきました。実行に移せば、いまの国葬に対する風当たりの強さも多少は変わったかもしれませんが、政府としては現状、動く気はなさそうです」(政治部記者)
試しに募集してみれば、高須院長のように寄付したいと言い出す人はいくらでも出てきそうだが……。