東京・北区の老人ホームで死亡した92歳の入所者の女性について、暴行を受けて死亡した疑いがあることが捜査関係者への取材でわかりました。
きのう午前7時半ごろ、北区・浮間の特別養護老人ホーム「浮間こひつじ園」で山野辺陽子さん(92)が頭などから血を流した状態でベッドに倒れているのがみつかり、病院に運ばれましたが死亡しました。
捜査関係者によりますと、山野辺さんの顔や体には殴られたような痕や傷があり、暴行を受けて死亡した疑いがあるということです。
15日から16日にかけて当直勤務をしていた50代の男性職員と連絡が取れなくなっていて、警視庁はこの職員が死亡の経緯を知っているとみて行方を追っています。