山口県警周南署は19日、同県周南市野村1の60代女性から「池のカメがいなくなった」と届け出があったと発表した。種は不明だが、かむ力が強いワニガメかカミツキガメの可能性がある。台風14号による池の増水で外に出てしまったという。
【台風14号 九州縦断 19日の各地の様子】 女性が自宅の池(縦約1・5メートル、横約1メートル、深さ約1メートル)で飼育していたカメで、体長30~40センチ。池の周囲には逃げ出さないよう金網を巡らせていたが、雨で増水し、あふれたという。18日午後1時ごろから19日午後2時までの間に逃げたとみられる。台風の影響で、周南市では19日午後2時半までの24時間雨量が観測史上最大となる305・0ミリを記録するなど、強い雨が降った。

風雨が弱まったため、女性が池の様子を見たところカメがいなくなっているのに気付き同署に通報。署員と周南市職員の数人で19日の日没まで周辺を捜索したが見つからなかった。カメは女性の夫が約20年前に入手。夫は既に死亡しており種は不明だが、夫は女性に「危険なカメだ」と伝えていたという。 同署はかみつかれるなどしてけがをする可能性もあるとして、「逃げたカメを見つけても不用意に近寄らず、警察に連絡をして」と呼びかけている。【山本泰久】
女性が自宅の池(縦約1・5メートル、横約1メートル、深さ約1メートル)で飼育していたカメで、体長30~40センチ。池の周囲には逃げ出さないよう金網を巡らせていたが、雨で増水し、あふれたという。18日午後1時ごろから19日午後2時までの間に逃げたとみられる。台風の影響で、周南市では19日午後2時半までの24時間雨量が観測史上最大となる305・0ミリを記録するなど、強い雨が降った。
風雨が弱まったため、女性が池の様子を見たところカメがいなくなっているのに気付き同署に通報。署員と周南市職員の数人で19日の日没まで周辺を捜索したが見つからなかった。カメは女性の夫が約20年前に入手。夫は既に死亡しており種は不明だが、夫は女性に「危険なカメだ」と伝えていたという。
同署はかみつかれるなどしてけがをする可能性もあるとして、「逃げたカメを見つけても不用意に近寄らず、警察に連絡をして」と呼びかけている。【山本泰久】