土砂崩れに巻き込まれた住宅=24日午前5時37分、浜松市天竜区
台風15号による大雨で、静岡県内では24日、土砂崩れが発生し、計4棟が巻き込まれ1人が死亡、3人が軽傷を負った。浜松市での土砂崩れでは、起点の土地に盛り土が造成されていた可能性がある。静岡市や浜松市などで計約12万戸が停電、公共交通機関が停止した影響で帰宅できない人が相次いだ。
県によると、警戒レベル5の避難情報「緊急安全確保」の対象は最大で浜松市などの70万人超、避難指示の対象は静岡市などの215万人超に上った。県内の緊急安全確保は24日午前10時15分までに全て解除された。県は24日、静岡市や浜松市など23市町に災害救助法の適用を決定した。