26日夜、群馬県高崎市の「イオンモール高崎」にある女子トイレ内で、持っていたライターで施設を放火しようとしたとして、18歳の女が逮捕されました。
現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたのは、高崎市に住む無職の18歳の女です。警察の調べによりますと、女は今月26日の午後10時45分ごろ、イオンモール高崎の3階にある女子トイレ内で持っていたライターで紙に火をつけ、床に置いてあった自身の服や所持品に燃え移らせ、施設を放火しようとした疑いがもたれています。
点火してまもなく火災報知器の音に気づいた施設の警備員が女子トイレに駆けつけ、燃えている服などを踏みつけて消火したということです。この火事によるけが人はいませんでした。
また女は、女子トイレ内の個室に倒れていて、前橋市内の病院に搬送されましたが、けがはありませんでした。警察の調べに対し女は「自分でライターで火をつけた」などと話し、容疑を認めていて、「イライラが収まらなかった」などと供述しているということです。
警察は女の動機などについて詳しく調べを進めています。